道の続く先

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解決の方法を模索

先日、相方さんが酔って帰ってきました。

 

私はお酒を飲みませんが、相方さんはお酒を飲みます。

とは言え、普段は全く飲まないし、付き合いの飲み会も頻繁にあるわけではありません。

私も付き合いの飲み会には出席しています。

私が飲まないからと相方さんにも断酒を求める気はありません。

酔って帰ってきた時は、離れて寝るなどの対処もしてくれました。

お酒の匂いを極力させないように相方さんは気を使ってくれていました。

(第一、帰宅が遅くなるとき後半ほとんど飲んでいないようで、少し醒めた状態で帰ってくることがほとんどです)

 

私は寝ていたので、深夜に帰ってきた相方さんの状態はわかりません。

後から聞けば、酔っていたというよりも疲労困憊だったとのことですが、そのときの私には分かるはずもなく。

 

トイレの扉が半開きで、床に水が零れていました。

着替えもしないで、洋服のまま布団に入っていました。

 

完璧に「酔っ払って」帰ってきたと思いました。

 

自分でも驚くほど気持ちがスッと醒めました。

フラッシュバックのように不機嫌にビールを飲む母の姿が見えました。

 

酔って暴れたわけではない。

絡んできたわけでもない。

家で飲んだわけでもない。

外での酔っ払いにこのような感情は起きない。

 

自覚できたのは、自分が思っていた以上に酔っ払いが嫌い。

 

まず考えたのは、山の上の病院に里帰りすること。

さすがに極端な選択だと思いとどまり、散歩に行きました。

 

どうしたいのか自分ではわからないまま相方さんと話し合いをしました。

相方さんに「飲まないで」と言いたいけれど、それはお門違い。

相手をコントロールをしたくないのに、思い浮かぶ案はコントロールすることばかり。

自分の思考の狭さに本当にうんざりします。

(先ゆく仲間にこの内容を相談したら、「コントロールすることを二人で楽しんじゃえば~?」とは言われました)

相方さんからいくつか提案があり、酔って帰宅した回数の記録をはじめることにしました。

(提案された瞬間に「記録取ってなにが変わるのよ!」と脊髄反射しましたが)

 

相方さんの対応には本当に感謝です。

具体的に実行できる低い目標を一緒に設定してくれること。

自分以外の人の意見を求めることを提案してくれること。

本当にこの人はどこで心理学を学んだのかしら(ぁ

 

 

問題なのは、相方さんではありません。

問題だったのは親離れできていない私。

 

薄暗い家のなかで不幸な顔をしてビールを飲む母の姿。

酔っていたからと言い訳をした継父。

そういった『過去』に私が引き摺られて不安定になる。

相方さんと『過去』を混同して相方さんに八つ当たりしているのです。

 

根本的な解決方法は見つかりませんでしたが、以前のように極端なことや過激なことをせずに良かったと思います。

先ゆく仲間には「相方さんを大事になさいな」とアドバイスを頂きました(笑