道の続く先

たまに更新します

変化は遅々として

先日は隔月診察になって最初の診察日でした。

 

今年は二年に一度の障害者手帳の更新です。
とうとう今回は主治医に「もう手帳いらないでしょ」と言われてしまいました。
でもそのお言葉は前回相談した時に言って欲しかったです。
診断書料払っちゃったし。
「正直に書くからね!」と言われましたが、今までだって嘘書いていた訳ではありません。
更新が却下になるなら、それはそれで良いと思っています。


カウンセリングではここしばらくの穏やかな生活について。
イベントが発生しても寝込まずにやり過ごすことができるようになってきています。
ゴールデンウィークに20年ぶりに祖母に会いに行きました。
母と絶縁したこともあり意図的に親族との関わりは避けていたのですが、なんとなく祖母となら会っても大丈夫だろうと思ったのです。
もちろん行く前には夫や夫の両親に相談しました。
結婚する時に親族とも疎遠だと伝えていたので。
結果的に祖母と会って良かったです。
20年も顔を見せなかったのに、ただただ私が元気でいることを喜んでくれました。

かつて私にとって安全な場所は病院のベッドの上だけでした。
それが少しずつ広がって今では安全な場所が幾つかある状態。
アディクションによって分断していた色々なものが、ゆっくりとですが再度繋がり始めた感じです。

 

世界が広がるとはこういうことなのかもしれません。
離人感が抜け、世界が色付いて見えた感覚に似ています。

 

f:id:shinatonokaze:20170529001934j:image