道の続く先

たまに更新します

今年最後の診察

先週は月一回の診察日。
風が強くてすっかり冬の気候になっていました。

 

診察では年末のご挨拶。
今年の診察も今回で最後です。

 

カウンセリングでは楽しいことについて。
忙しかったり疲れたりしながらも、ここ数ヶ月は新しいことが沢山起こっていました。
お友達と服を買いに行ったり、海外からバックを取り寄せてみたり。
趣味らしきことができて、その趣味仲間と雑誌の回し読みをしたり。
少しずつ人間関係が開けてきた感じです。

 

どこにいってもはぐれ者だったので、独りでいることには慣れていました。
アディクションにハマり、回復の中で仲間ができました。
皮肉なことにアディクトでいることで、はじめて仲間ができました。
アディクトであることが私のアイデンティティーでした。
アディクトであることを取り除いてしまうと、また独りに戻ってしまうから。
夫も含め周りには私のアディクションを知る人ばかり。
病から離れて生きていきたいのに、病から離れては生きていけないとずっと思っていました。

 

退院して9年半。
病気とは関係なく楽しめることがようやく出来るようになってきたのだと思います。
決してアディクトであることを忘れたわけではありません。
アディクトであること以外にも、私のアイデンティティーらしきものができはじめたのかな? とカウンセラーさんと喜びを分かち合ってきました。

 


着物で行ったら「いつも通りに戻ったね!」と言われた。

 

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